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Kaby Lake(第7世代)とGTX 10シリーズを使ってゲーム用の自作PCを作るなら、どんな構成でいくら予算が必要なのか紹介します。Kaby LakeおよびGTX 10シリーズのような最新世代のパーツは安く高性能なため、新品で自作するなら、これらの最新パーツを購入することをおすすめします。この記事は基本的に、OC(オーバークロック)せず、フルHDでゲームをプレイする人をターゲットとしています。

この記事では、最新高グラフィックゲームの代表としてバトルフィールド 1の動作要件を話題に挙げることがありますが、もちろん、人によって必要なスペックは異なるので、自分がプレイしたいゲームの必要スペックや推奨スペックを調べてみてください。

ところで最近、メモリとSSDが値上がりしています。価格変動の激しいパーツを安いタイミングで購入するには、価格.comで価格を追いかける手もありますが、AmazonであればChrome拡張機能のAmazon価格トラッカーが便利です。

構成と価格

パーツ 製品 価格 上位の製品 価格 (差額)
CPU i5-7500 24,000 i5-7600K
※CPUクーラー必須
30,000 (+6,000)
i7-7700 37,000 (+13,000)
i7-7700K
※CPUクーラー必須
41,000 (+17,000)
CPUクーラー 白虎 3,000
マザーボード H270 12,000
メモリ DDR4 4GB×2 8,000 DDR4 8GB×2 14,000 (+6,000)
グラフィック GTX 1050 Ti 16,000 GTX 1060 3GB 25,000 (+9,000)
GTX 1060 6GB 32,000 (+16,000)
GTX 1070 46,000 (+30,000)
SSD 240GB 10,000 500GB 18,000 (+8,000)
HDD 1TB 6,000
電源 400W~ 6,000
ケース ミドルタワー 6,000
DVDドライブ 任意 2,000
OS Windows 10 Home 12,000
合計価格 94,000

選択中のパーツで構成したときの合計価格を出力します(JavaScript):
94,000

参考:コスパ重視で約10万円のゲームPCは本当に正解か? - BTOパソコン.jp

CPU

ゲーミングPCのCPUはそこそこの性能が必要ですが、グラフィックボードよりも重要性は低いです。そのため、必ずしもCore i7を選ぶ必要はありません。PC性能の足を引っ張らないレベルのCPUを選択しましょう。

Intel Core i5-7500:ほとんどのゲームが十分にプレイできます。
Intel Core i5-7600K:CPU性能が求められる最新ゲームも十分にプレイできます。バトルフィールド 1の必要スペック(i5-6600K)を満たしています。
Intel Core i7-7700:ほぼすべてのゲームが快適にプレイできます。動画編集やマルチタスクも軽々とこなせるはずです。
Intel Core i7-7700K:手の届く価格帯の中では最高のものです。

末尾にKが付いているものは、OC可能なモデルという意味です。ただし、OCしない場合であってもK付きはベースクロックがKなしに比べて高くなっているので、より高いパフォーマンスを発揮します。注意点としては、K付きのCPUにはCPUクーラーが付属していないため、単品で販売されているサードパーティ製のCPUクーラーを購入する必要があります



参考:CPUの性能比較表2017年版 一昔前のデジタル世代

CPUクーラー

CPUクーラーは基本的に、付属のクーラーよりもサードパーティ製のクーラーのほうが高い冷却性能と静音性を持ちます。空冷クーラーはサイズ 虎徹サイズ 白虎が人気です。虎徹は結構大きく、ケースの側面に接触することがあるので、事前にケースに収まるか確認してください。



空冷以外に水冷クーラーという選択肢もあります。

マザーボード

Kaby Lakeに対応する最新のマザーボードは、Z270H270B250のチップセットを搭載したマザーボードです。OCせず、ミドルタワーケース(ATX規格)でPCを組むならH270がいいでしょう。メーカーはMSIかASUSが無難です。人気の製品はASUS PRIME H270-PROです。



OCする場合にはZ270が必要になります。

参考:インテル200シリーズチップセット比較、まとめ - KabyLake対応LGA1151マザーボード特集 | Ark Tech and Market News Vol.3001070

メモリ(RAM)

Kaby Lakeに対応するメモリ規格はDDR4です。Kaby Lakeは標準でクロック周波数2400MHzに対応しているので、DDR4-2400(PC4-19200)以上のメモリを購入しましょう。一応、それ以外のクロック周波数を購入しても動作はします。

容量は、普通にゲームするのであれば8GBで足ります。ただし、バトルフィールド 1の推奨環境はメモリ16GBとなっています。また、ブラウザでタブをたくさん開きながらゲームをするような人は16GBあったほうがいいです。



OCするならクロック周波数の高いものにしましょう。

参考:DDR4メモリ選び~Z270 + Kaby Lake-S編~ : AKIBAオーバークロックCafe
参考:種類、規格 - メインメモリーの選び方

グラフィックボード

グラフィックボード(グラフィックカード、ビデオカード)は、ゲーミングPCにとって最も重要なパーツです。グラフィックボードの性能が、ゲームをどれだけ高い設定でどれだけ快適にプレイできるかを決定します。

GPU(グラフィックボードの中身)は、最新のGeForce GTX 10シリーズ(1000番台)が高性能・低価格・低消費電力で優秀なので、これを選ぶといいでしょう。

GTX 1050 Ti:ほとんどのゲームが十分にプレイできます。
GTX 1060 (3GB):バトルフィールド 1の推奨環境です。GeForce GTX VR Ready プログラムに対応する最低限のGPUです。3GBというのはVRAM(グラフィックメモリ)の容量です。
GTX 1060 (6GB):3GB版よりも人気があります。3GB版と比べて、VRAM容量だけでなく、他のスペックも若干高くなっています。
GTX 1070:最新ゲームを最高設定で快適にプレイできます。もしVRを楽しむのであれば、これ以上のGPUがいいでしょう。

グラフィックボードはGPUが同じでも、メーカーや製品によって、ファンの冷却性能や静音性、付属のソフトウェアなどが異なっています。ただしグラフィック性能自体の差はそこまで大きくありません。時々ゲームが無料で付いてくるキャンペーンがあります。

MSIは高性能、ASUSは高信頼、ZOTACはショートモデルが得意で安価、GIGABYTEは高レベル低価格、玄人志向はサポートがないぶん安価、という感じでしょうか(適当です)。



参考:グラボのおすすめメーカー

ストレージ(SSDとHDD)

まず初めに、わざわざ高価なSSDを買う必要があるのかという疑問があるかと思いますが、個人的にはぜひ欲しいパーツです。SSDはOSの起動、ゲームのロード、通常のPC作業のどれも非常に快適にしてくれます。個人的には、SSDは価格以上の価値があると感じます。

ストレージ容量がどれくらい必要かは、プレイするゲームの数と容量によります。詳しくは次のページを参考にしてください。とりあえず、少なくとも240GBあったほうがいいと思います。
ゲーム用PCに必要なSSD容量は?最新ゲームの容量から考える : わすれなぐさ

SSDとHDDを併用するという方法もあります。この場合、SSDにプログラムとゲームを入れ、HDDにデータを入れます。特に動画データを大量に保存したい人は、HDDを併用するといいでしょう。逆に、それほど多くのデータ(数百GB)を扱わないのであば、容量大きめのSSDを購入して全部そちらに入れたほうが楽かもしれません。容量大きめのほうが容量単価が安いのも利点です。

SSDをケチって、頻繁にプレイするゲームだけをSSDに入れ他をHDDに入れる人も居ますが(昔の私ですが)、個人的にはおすすめしません。よくプレイする大容量ゲームが入り切らなくなったり、ゲームデータの移動が面倒だったりするためです。

Crucial MX300という製品は、他社のSSDと比べて容量多めです。



電源

最近のパーツは省電力なので、15万円程度のPCであれば主流の400W~500Wの電源で十分過ぎるくらいだと思います。

電源の「80PLUS」というのは、電力変換効率80%以上という意味です。80PLUSの中でもBRONZE、GOLDなどにランク分けされています。



ケース

ケースは自分の好みで買いましょう。アドバイスは、あまり安すぎるケースだとパーツが取り付けにくいことがあるかもしれないことと、USBポートが上面についていると埃が溜まる可能性があることです。裏配線ができるケースは、見た目が綺麗に配線できるだけなので、そこに拘らないなら裏配線のない箱でもOKです。



DVDドライブ

DVDやCDを読み書きするための内蔵ドライブです。CDやDVDを使う人には必要ですが、そうでなければなくても大丈夫です(OSはUSBから、ゲームやドライバーはインターネットから入手できます)。



外付け式のDVDドライブもあります。

OS

OSは特に拘りがなければWindows 10 Home 64-bitにしましょう。



Logicool SetPointLogicool Optionsは、どちらもデバイスをカスタマイズするためのソフトウェアです。

SetPointは比較的古いソフトウェアで、古いデバイスに対応しています。動作するプラットフォームはWindowsのみです。

Optionsは新しいソフトウェアなので、最近のデバイスに対応しています。WindowsとMacの両方で動作します。

それぞれの対応機種は公式ウェブサイトなどに書いてあると思われますが、対応機種が分からなかった場合には、試しにどちらかのソフトウェアをダウンロード・インストールしてみてください。対応していないソフトウェアを使用した場合はデバイスが検出できないので、そのときは他方のソフトウェアをご利用ください。

Windows 10のバージョン等の一覧です。(2017年5月現在)

バージョン OS ビルド アップデート名 コードネーム 公開日
1507 10240.17394 (工場出荷版) Threshold 1 (TH1) 2015/7/29
1511 10586.916 November update Threshold 2 (TH2) 2015/11/12
1607 14393.1198 Anniversary Update Redstone 1 (RS1) 2016/8/2
1703 15063.296 Creators Update Redstone 2 (RS2) 2017/4/11

参考:Windows 10 のリリース情報 - 現在のブランチ、ビルド履歴

 

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