わすれなぐさ

自称情報ブログ・備忘録

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前回の記事では、Windows SIMをインストールしてカタログファイルを作成するところまで進みました。
これで応答ファイルを作成する準備が整ったので、ここからはWindows SIMを使って実際に応答ファイルを作成していきます。

5. Windowsセットアップの応答ファイルを作成する

Windowsのインストールには2段階あります。ひとつは「Windowsセットアップ」で、プロダクトキーの入力や、インストール先パーティションの設定などを行います。もうひとつは「OOBE (Out-Of-Box Experience)」で、言語やユーザーアカウントの設定を行います。

OOBEの自動化は次の記事で行うので、まずはWindowsセットアップを自動化する項目から設定していきましょう。

① 新しい応答ファイルを作成します。
SIM 7

② 「Windows イメージ」パネルの「Components」を展開します。
SIM 9

③ インストールするWindows 10が64ビットの場合は「amd64_Microsoft-Windows」で始まる項目を、32ビットの場合は「x86_Microsoft-Windows」で始まる項目を使用します。

まずは「International-Core-WinPE」と書かれた項目を右クリックして「パス 1 windowsPE に設定を追加」を選択します。
※実際は「amd64_Microsoft-Windows-International-Core-WinPE_10.0.16299.15_neutral」のような長い名前ですが、省略して「International-Core-WinPE」と書くことにします。
※追加する項目は「International-Core-WinPE」です。ほとんど同じ名前で「WinPE」が付いていない項目があるので、間違えないように気を付けてください。
SIM 10

④ 同様にして、「Setup」をパス1に追加します。
※こちらも似た名前で「Shell-Setup」がありますが、単に「Setup」のほうを追加してください。
SIM 12

⑤ ウィンドウ中央の「応答ファイル」パネルで「International-Core-WinPE」をクリックすると、右のパネルに設定項目が表示されるので、次のように入力します。
コンポーネント 設定
International-Core-WinPE InputLocale 0411:{03B5835F-F03C-411B-9CE2-AA23E1171E36}{A76C93D9-5523-4E90-AAFA-4DB112F9AC76}
SystemLocale ja-JP
UILanguage ja-JP
UILanguageFallback ja-JP
UserLocale ja-JP

SIM 13
※「InputLocale」のやたら長い値はMicrosoft IMEを意味しています。ウェブページによっては「0411:e0010411」と書かれていることもあり、どう違うのか分かりませんでしたが、ここでは次の参考文書に示されている書き方に合わせました。
⑥ 「International-Core-WinPE」のツリーを開くと「SetupUILanguage」があるので、これにも設定を加えます。
コンポーネント 設定
International-Core-WinPE\SetupUILanguage UILanguage ja-JP

SIM 14

⑦ 以下の設定も記入します。
コンポーネント 設定
Setup\UserData AcceptEula true
Setup\UserData\ProductKey Key (プトダクトキー)

プロダクトキーがあれば「Key」の値を入力してください。なければ、エディションごとの共通プロダクトキーを入力することもできます。共通キーが使えるのは、今までに一度でもWindows 10をインストールしたことがあるPCのみです(多分)。

共通キー:
また、プロダクトキーに空の文字列を書き込んでおくこともできます。空の文字列を書き込むには、「Key」を右クリックして「空の文字列の書き込み」にチェックを付けます。
SIM 15

インストールメディアを作成するのに「メディア作成ツール」を使用した場合、プロダクトキーを空白にすると、Windowsセットアップが「インストールするオペレーティング システムを選んでください」の画面で一時停止してしまいます。この設定を自動化してWindows 10 Proをインストールするには次の設定を加えます。
コンポーネント 設定
Setup\ImageInstall\DataImage\InstallFrom\MetaData Key /IMAGE/NAME
Value Windows 10 Pro

この設定は、前回の記事で「DISM /Get-WimInfo /WimFile:U:\sources\install.esd」コマンドで確認した内容に対応しています。「/IMAGE/INDEX」「4」と代わりに記入してもWindows 10 Proをインストールできます。詳細は次のリファレンスをご覧ください。
※install.esd(複数のエディションが含まれるイメージ)ではなくinstall.wim(単一のエディションのイメージ)を使う場合は、OS選択画面は表示されませんので、プロダクトキーが空白でも完全自動でインストールできます。
※メディア内のinstall.esdは、install.wimやinstall*.swmに置き換えても正常にインストールできます。


⑧ 「DiskConfiguration」を右クリックして「新しい Disk の挿入」をクリックします。 SIM 16

⑨ 新しく作られた「Disk」の設定を変更します。
コンポーネント 設定
Setup\DiskConfiguration\Disk DiskID 0
WillWipeDisk true

SIM 17

⑩ 「CreatePartitions」を右クリックして「新しい CreatePartition の挿入」を4回行います。
SIM 18

⑪ 同様に「新しい ModifyPartition の挿入」も4回行います。
SIM 19

⑫ 4つの「CreatePartition」を次のように設定します。
Extend false false false true
Order 1 2 3 4
Size 499 100 16
Type Primary EFI MSR Primary
※空欄の部分には何も書き込みません。

⑬ 4つの「ModifyPartition」を次のように設定します。
Format NTFS FAT32 NTFS
Label Windows RE System Local Disk
Letter C
Order 1 2 3 4
PartitionID 1 2 3 4
TypeID DE94BBA4-06D1-4D40-A16A-BFD50179D6AC

SIM 20

⑭ 次の設定を加えます。
コンポーネント 設定
Setup\ImageInstall\OSImage\InstallTo DiskID 0
PartitionID 4

※以上のパーティション構成はUEFI/GPTの場合の構成です。また、パーティションサイズはWindows 10 Fall Creators Updateを普通にクリーンインストールしたときのデフォルト値にしています。Windows 10のパーティション構成については次のページが参考になります。

⑮ 以上でWindowsセットアップの応答ファイルが完成しました。ここで一度保存してみましょう。ファイル名は「Autounattend.xml」とします。
SIM 21

メッセージパネルに「設定は変更されていません。応答ファイルに保存されません。」という説明がたくさん現れると思いますが無視してください。

⑯ 一度応答ファイルを閉じて開き直すと、未設定の項目が消えてスッキリします。
SIM 22

参考

設定の詳細については次のページをご覧ください。
参考:

次の記事

次はOOBEを自動化する設定を応答ファイルに追加していきます。

「応答ファイル」を作成して、USBメモリからWindows 10を全自動でインストールする方法を紹介します。

内容が長くなったので、記事は4つに分割しています。ここでは概要と、応答ファイルを作るまでの準備について説明します。

個人的な経緯

施設で貸し出しているPCが返却されるたびに、PCの状態を元に戻す必要がありました。返却されたPCをできるだけ少ない手順で最新のWindows 10といくつかの必要なソフトがインストールされた状態にするにはどうすればいいか考えていました。

見つけた方法としては、マスターイメージを作成して展開する方法と、Windows 10をクリーンインストールしてから必要なソフトを入れる方法があるようでしたが、今回は後者の方法を取ることにしました。クリーンインストール後に必要なソフトを自動でインストールするには、応答ファイルで指定できるFirstLogonCommandsを利用します(4つめの記事で紹介)。

概要

  1. Windows ADKのインストール
  2. Windows 10のインストールメディアを作る
  3. インストールメディアのデータからWIMファイルを作る
  4. WIMファイルからカタログファイルを作る
  5. Windowsセットアップの応答ファイルを作る
  6. OOBEの応答ファイルを作る
  7. バッチファイルで最初のログオン時の処理を書く
※応答ファイルはXMLファイルなので、ぶっちゃけテキストエディターさえあれば作れなくもないです。

1. Windows ADKのインストール

応答ファイルを作成するには、Windows SIM(システム イメージ マネージャー)というツールを利用します。Windows SIMはWindows ADK(アセスメント & デプロイメント キット)に含まれているので、次のページからWindows ADKをダウンロード、インストールしてください。
バージョンは、インストールするPCのバージョンに合わせてください。Windows 10のバージョンは「設定/システム/バージョン情報」の「Windows の仕様」で確認できます。

2. Windows 10のインストールメディアを作る

Microsoftが配布しているメディア作成ツール(MediaCreationTool)を使って、USBメモリにWindows 10のインストールメディアを作成します。
※ISOファイルがあればそれを使っていただけます。

メディア作成ツールは、次のページの「ツールを今すぐダウンロード」からダウンロードできます。
ダウンロードしたMediaCreationTool.exeを起動すると、利用規約が表示されるので同意してください。次の選択肢では「別の PC のインストール メディアを作成する」を選びます。言語、アーキテクチャ、エディションは任意に選んでください。使用するメディアは「USB フラッシュ ドライブ」を選びます。PCに接続されているUSBメモリの一覧が表示されるので、選択して「次へ」を押すと、メディアの作成が始まります。

3. WIMファイルを作る

Windows SIMで応答ファイルを作成するために必要な「カタログファイル」を作成するために、WIMファイルが必要になります。WIMファイルはWindowsのイメージファイルであるため、インストールメディアに含まれているのですが、メディア作成ツールで作ったメディアの場合にはWIMファイルではなく、それを複数まとめて圧縮したESDファイルの形式でイメージが保存されています。
※メディア作成ツール以外の方法でインストールメディアを作った人は、USBメモリのsourcesフォルダ内にinstall.wimがすでにあるかもしれません。その場合はこの手順を飛ばしてください。

ESDファイルからWIMファイルを作るには次のようにします。

① コマンドプロンプトを管理者として実行します。

② 次のコマンドを実行します。(UドライブがUSBメモリと仮定)
DISM /Get-WimInfo /WimFile:U:\sources\install.esd

③ 出力結果が次のようになると思うので、自分がインストールしたいWindows 10のエディションのインデックス番号を確認してください。
展開イメージのサービスと管理ツール
バージョン: 10.0.16299.15

イメージの詳細: U:\sources\install.esd

インデックス: 1
名前: Windows 10 S
説明: Windows 10 S
サイズ: 16,088,647,927 バイト

インデックス: 2
名前: Windows 10 Home
説明: Windows 10 Home
サイズ: 15,902,243,813 バイト

インデックス: 3
名前: Windows 10 Education
説明: Windows 10 Education
サイズ: 16,086,095,424 バイト

インデックス: 4
名前: Windows 10 Pro
説明: Windows 10 Pro
サイズ: 16,086,813,205 バイト

④ WIMファイルを取り出すには次のコマンドを実行します。この例では、インデックス4 (Windows 10 Pro)のWIMファイルをC:\tempフォルダ内にinstall.wimの名前で作成します。
DISM /Export-Image /SourceImageFile:U:\sources\install.esd /SourceIndex:4 /DestinationImageFile:C:\temp\install.wim /Compress:max /CheckIntegrity
※/Compress:maxオプションは付けると時間が掛かるうえにWIMファイルの容量が増えてしまうのですが、このオプションがないとこの後のカタログファイルが作れないみたいなので付けてください。

4. Windows SIMでカタログファイルを作成する

Windows SIMを起動して、ウィンドウ左下「Windows イメージ」パネルの「Windows イメージまたはカタログ ファイルを指定してください」を右クリックして「Windows イメージの選択...」を選び、先程作ったWIMファイルを選択してください。
SIM 1

WIMファイルを選択すると「カタログ ファイルを作成しますか?」と問われるので、「はい」を選択します。
SIM 2

しばらくすると、左下のウィンドウにカタログ(?)が出てきます。
SIM 6

このとき、WIMファイルがある場所にカタログファイル(.clg)が生成されます。今後はWindows イメージとしてこのファイルを選択することもできます。

参考


次の記事

次は実際に応答ファイルを作成していきます。

デレステやミリシタを親指でプレイする私が5.5インチスマホを買った感想です。

結論から言うと、全く問題なく、大きな画面でゲームを見られて快適です。

ライン間隔設定
ライン間隔は私は「普通」でプレイしています。5.5インチなら「普通」でも十分広いので、叩き間違えることはありません。逆に「広い」は広すぎて難しいと思います。

端から端までのフリック
指の長さもあるかもしれませんが、スマホを浅く持てば反対まで届きます。届かなくてもフリックの途中で指を切り替えればOKです。

ケース
バンパーを着けるとスマホが大きくなってしまうので、プレイが難しくなってしまうかもしれません。私はソフトケースを着けているので特に問題は感じられません。

つぼみ
「つぼみ」とか、狭い画面より広い画面のほうがプレイしやすいと思います(?)

やっぱり大きい画面は良い
3Dのアイドル達をできるだけ大きい画面で見たいと思って5.5インチのスマホを購入しましたが、特にプレイしにくいということもなく、希望通りの大きいスマホが手に入って嬉しいです。最初は「画面が大きくても大丈夫かな?」と不安を感じていましたけど、結局すぐに慣れてしまいました。もし皆さんが「大きいスマホが欲しいなあ」と思っているなら、個人的には購入をおすすめします。

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