Windows 10 Pro/Enterpriseで、コマンドプロンプトやバッチファイルを使ってWindows Updateを延期する方法です。通常であれば、設定→更新とセキュリティ→Windows Update→詳細オプションから延期の設定を行えますが、本記事ではコマンドでレジストリを操作する方法を紹介します。検証した環境はWindows 10 Pro 1803および1809です。
ブランチ準備レベルを変更するには、BranchReadinessLevelのデータを16(半期チャネル(対象指定))または32(半期チャネル)にします。機能更新プログラムおよび品質更新プログラムを延期するには、それぞれDeferFeatureUpdatesPeriodInDaysおよびDeferQualityUpdatesPeriodInDaysのデータを延期したい日数(1~365)にします。
この変更をコマンドで行うには、regコマンドを使用します。例えば、機能更新プログラムを60日延期する場合は、次のコマンドを実行します。
コマンドのオプションについての詳細は、コマンドプロンプトでreg add /?と入力してください。
コマンド
Windows Updateの延期関係の設定は、レジストリの次の場所にあります。- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\WindowsUpdate\UX\Settings
ブランチ準備レベルを変更するには、BranchReadinessLevelのデータを16(半期チャネル(対象指定))または32(半期チャネル)にします。機能更新プログラムおよび品質更新プログラムを延期するには、それぞれDeferFeatureUpdatesPeriodInDaysおよびDeferQualityUpdatesPeriodInDaysのデータを延期したい日数(1~365)にします。
この変更をコマンドで行うには、regコマンドを使用します。例えば、機能更新プログラムを60日延期する場合は、次のコマンドを実行します。
- reg add HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\WindowsUpdate\UX\Settings /v DeferFeatureUpdatesPeriodInDays /t REG_DWORD /d 60 /f
コマンドのオプションについての詳細は、コマンドプロンプトでreg add /?と入力してください。
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