iexplorer1

【2015/1/7 記事更新】現時点の最新バージョンに対応。EldoS Callback File SystemとQuickTimeの説明を追加。

このソフトを使って、iOSデバイス内のミュージックをPCへ抽出します。iExplorer 3.6.5.0 (Windows版) について説明します。

iExplorerは無料で利用できます。ただし無料で利用する場合には、一度作業をすると1分間操作できなくなる制限があります。他にも一部機能が制限されるようですが、音楽を取り出すには問題ありません。

ダウンロード

http://www.macroplant.com/iexplorer/

上記URLのサイトへ行き、青い「Download」ボタンをクリックします。しばらく待つとダウンロードが始まります。

インストール

ダウンロードしたセットアップツール(.exe)を実行します。セットアップウィザードが起動するので画面に従って作業を進めてください。

途中、「EldoS Callback File System」や「QuickTime」のインストールを勧められます。EldoSの方は音楽を取り出すだけなら不要です。QuickTimeは無くてもぎりぎり使えますが、あったほうが良いです。詳しくは以下(翻訳)
ディスクマウンティングフレームワークをインストールする (任意)

iExplorer で、iPhone, iPod, iPad 内のすべてのコンテンツと iTunes バックアップを閲覧できるようになります。デバイス内のファイルやフォルダに iExplorer のユーザインタフェースを通じて直接アクセスできます。また、より簡単にアクセスするために、そのファイルやフォルダを Windows のネイティブファイルシステムにマウント可能です。iExplorer のディスクマウンティング機能を有効にするには EldoS Callback File System ドライバをインストールしてください。

□ EldoS Callback File System をインストール (ディスクマウンティングに必須)
QuickTime ドライバをインストールする (必須)

iExplorer で、iPhone, iPod, iPad 内のオーディオファイルとビデオファイルをプレビューするためには、Apple の QuickTime とともにインストールされるドライバの一部が必要になります。これは無料のコンポーネントです。QuickTime と必要なドライバを、今から自動的にインストールしますか?QuickTime をインストールしなかった場合 iExplorer が正しく機能しないかもしれません、ご注意ください。QuickTime は www.apple.com からも無料でインストールできます。

 □ QuickTime をインストール (必須)

ミュージックをPCへ取り込む

※以下の画像は過去バージョン (3.2.5.6) のものです。


iExplorerを起動して、「Continue in Demo Mode」をクリックします。

もし「Please connect an iPhone, iPad, or iPod」と表示されたらiPhone等をPCに繋ぎます。


この画面になったら「Music」をクリック。


曲の一覧が表示されました。

あとは、取り出したい曲を選択して保存したいフォルダにD&D(ドラッグアンドドロップ)するか、あるいは曲を選択して右クリック→「Export Setlected Track(s) to Folder...」を選択してください。
※D&Dで取り出すと60秒制限がないようです。
※QuickTimeをインストールしなかった人はあまり色々触らないようにしましょう。(曲をダブルクリックなどはNG。)すぐにiExplorerが「動作を停止」してしまいます。

例 すべての曲を取り出す
例としてすべての曲を取り出してみます。


まず、右クリック→「Select All」ですべて選択します。そして右クリック→「Export Setlected Track(s) to Folder...」を選択。(D&Dでも可)

「フォルダーの参照」が現れるので、取り出し先のフォルダを指定します。その後「OK」を押すとファイルの取り出しが開始します。


作業が完了すると、無料版では60秒間操作できなくなります。右下に「Close」ボタンが現れたら、それを押すことでまた使用できるようになります。

PCを新しくした人へ

取り出したファイルをiTunesに取り込めば、それで以前と同じ状態になるかと思います。

もしダメだった場合は、アルバムやアーティストなどの情報(=タグ)が消えてしまっているということです。その時は手動の作業になりますが、「Mp3tag」などのソフトを上手く使ってタグを付け直すといいでしょう。
Mp3tagの使い方 音楽ファイルのタグを編集する : わすれなぐさ

※Windowsのフォルダに保存された音楽のファイル自体も綺麗に整理したいときは、iTunesのメニューバーの「編集」→「設定」→「詳細」タブを開いて、下の画像の2ヶ所にチェックを入れてください。チェックした後でファイルをiTunesに取り込むと、ファイルはライブラリの「ミュージック」→「iTunes」→「iTunes Media」フォルダ内に自動的にコピー、整理されます。